旧帝大に合格したのに英語を話せなかった私が、我が子に幼児期から英会話を教える理由
子供の習い事の人気ランキングでは、ベストスリーに入ることの多い『英会話』。
旧帝大に現役合格したけど、英語を話せなかった私が、我が子に幼児期から英会話を教える理由を紹介。
この記事を読み、英会話を身に着けた先にあるものを意識することで、
- 周りが習わせているから、なんとなく習わせているけど、意味あるかな…?という漠然とした不安
- 自分が英語が苦手で、なんとなく習わせるハードルが高い
といった気持ちを払拭して、親子で楽しく英会話を学べるようになったらいいなと♪
旧帝大に合格したのに英会話ができなくて愕然
興味ある人がいるかわからないけど…私の英語学習歴を紹介。
中高と好きな科目・得意な科目は英語!だった私。そして旧帝大の文系学部に合格。
「今までずっと英語勉強してきたし、旅行中の簡単な会話くらいいけるんじゃない?」と軽く考えてたけど…..18歳で初めて海外旅行に行った時にぜんっぜん話せなかった。。
私の学生時代は、英語の授業は中学から、そしてリスニングはまだあまり取り入れておらず、読み書き中心。
中2の時に英検2級には合格したものの、英会話を習ったことはなかったから、今考えると当然の結果なのだけど、自分的にすごくショックだった。
これをきっかけに「英語の読み書きはできるけど、話せないままで終わるのは嫌だ!」と強く思い、一念発起!
とはいえ、時間はあるけどお金はないのが学生。
約15年前の当時は、オンライン英会話なんてまだなかった(あったとしても知らなかった)し、英会話教室に体験に行くと、レッスン料は1年分を一括払いで数十万円なんて言われて愕然としたり。。
そこで私がまず取り組んだのは、
- 英会話サークルに入る
- 留学生と交流する授業やイベントに参加
- TOEICの勉強をする
- リスニングの教材を聞きまくる(本屋で千円~2千円くらいで購入)
1.と2.は、学生であることを活かしたアプローチ。3.4.は、これしか思いつかなかった。
当時はまだガラケーで今ほど気軽にネット検索できるわけでもなく、世間知らずで通販の英語教材についても知らなかった。
英会話サークルの先輩に「夢でも英語使うようになったら一人前」みたいなことを言われたから、家でひたすらリスニングの教材のCDを聞き流したなぁ。
あとは、サークルで、英語のスピーチ大会に出たり、英語でのディスカッションやディベートの大会に出たのも大きかった。
ディスカッションやディベートで、「Conclusion comes first.」と口を酸っぱくして言われて、日本語と英語の構造と思考回路の違いを肌で感じた。
そうやって独学で、英会話を学んだのが1年ちょっと。 そうするとむくむく湧き上がる『海外留学』への憧れ。
祖父母がくれた20歳のお祝いをぜんぶつぎ込んで、1ヶ月間イギリスへ語学留学をすることを決めた。
帰国直後に受けたTOEICのスコアは745。
TOEICは、ほぼ満点取る人がざらにいるけど、自己最高点でうれしかった。
そして、「英語を話す」ことに慣れた&自信がついたことは、自分にとって大きかったなぁ。
英語はあくまでツールでしかない
こんなかんじで、大学2年~3年の約1年半どっぷり英会話に浸かって気が付いたのは、
「英語は、あくまで『ツール』。英語を使って何をしたいかが大事。」ということ。
残念だけど、当時、「英語を使って何をしたいか」がわからなかった、、
日常会話をできるレベルにはなったものの、ビジネスで使える自信はなく。。
それで、英語力が採用条件にはないけど、使う機会はあるかもという期待を持って旅行会社に就職。
海外旅行企画の部署を希望したけど、結局在籍してた5年間、国内旅行企画担当の部署で、仕事で英語を使う機会はほぼゼロだった。
今なら、就活中の自分に「言い訳して二の足踏んでないで、英語を使う仕事を探せ!」と言いたい。
そして思うのが、「大学入学までに英会話をある程度できていたら、将来の選択が変わっていたのでは?」ということ。
- 英会話をできるようになることは、ゴールではない。英語はあくまで『ツール』
- 英会話=リスニングとスピーキングは、幼いければ幼いほど、習得が容易
この2点から、子供のうちに英語を身に付けるのは、将来の選択肢が広がる&効率的なのでは?と考えた。
長女が0歳から英語学習をはじめなかった理由
妊娠中は、赤ちゃんのうちから英語学習をしたいなと思って、ディズニー英語のサンプルを取り寄せたりしたものの、
- ディズニー英語は50~80万円くらいというのに驚愕
- 早期教育は親の自己満&子供の心の成長に悪影響という育児書に出会う
- 産後、見知らぬ地へ転勤&平日ワンオペで余裕がなかった
という理由で、なんとなく「もっと子供が大きくなって本人が興味を持ってからでいいかな…」と月日は流れた。
「早期教育よりも思いっきり外で遊ばせる方が、子供にとってよい」みたいな育児書やらネット情報を見る機会が多かったのも大きいかも。
これは、極端な偏りに対する警鐘であって、バランスよく取り入れ分には問題ないんだろうなと今は思う。
幼児英語を始めようと思ったきっかけ
長女が習い事をしないまま4歳を過ぎた今になって始めようと思ったきっかけは、「5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法」 を読んだこと。
- 幼いうちは、母国語以外の音も聞き取れるけど、10〜12歳頃から聞き取れなくなる
- 日本語と英語は、音声周波数がまったくかぶってないから余計に大変
といった内容を見て、これは幼児期にやらないのはもったいない!と感じた。
英会話できるとひとり旅が楽しめる♪
「習得しやすい幼児期に身につけて、将来の選択肢を広げる」というのももちろんだけど、自分の経験上、単純に「ちょっとでも英語話せた方が人生楽しいよ」と思うから。
新婚旅行は、行き先が南米で、治安が心配だったのもあり、添乗員付きのパッケージツアーで行った。
たしかに安心だし、行くところもぜんぶ予め決まっているし、手配は旅行会社、旅行中の手続きは添乗員がしてくれるからすごく楽ちんで、個人では周りきれない数の観光地を効率よく周れた。
念願のマチュピチュも見られて大満足!だったけど、入籍後&結婚式前にひとり旅で出かけたパリのが記憶にしっかり残ってるんだよね。
それはきっと、
現地の人と絡んだから。
自分で調べて自分の行きたいところを自由に見て周ったから。
ホテルのフロントマンのおっちゃんが、夜勤だから暇だったのか、はたまたかなり人懐っこい性格だったからなのか、毎日ホテルに帰る度に、私の拙い英語で語るその日見て周ったところの感想を聞いてくれたり、「晩ごはん食べに行く」と言ったら「おすすめの店に案内してあげて!」と交替であがる同僚に頼んでくれたり、最終日はホテルのミニバーでビール奢ってくれたり….。
現地の人しか乗らないようなLCC(マルタ→オルリー)に乗ってたら、危なっかしく見えたのか、隣の席の女の人が「困ったらここに連絡して」と連絡先をくれたり。
ひとり旅で心配というのもあって、事前に調べ過ぎて、行くころにはパリのメイン観光地のマップが頭に浮かぶくらいになってたり。
そして、それを可能にしたのは、大学時代に「英語で日常会話はできるようになったぞ!」「実際、イギリスで1ヶ月暮らしたぞ」という自信をつけていたからだと思う。
私が、中高生時代から英語が好きだったのは、「英語が話せるようになったら、日本語しか話せない時よりも世界中のかなり多くの人と会話ができるようになるんだ!」とわくわくしたから。
たしかに、英語はツールでしかなくて、英語を使って何をするかはとても大事だけど、日常会話レベルでもできるようになれば、まったく話せない時よりも人生が豊かになるのは間違いない。
海外留学で学んだ「自分から働きかける大切さ」
「自分から働きかける大切さ」「言わなきゃわからない」というのは、特にイギリス留学中に頭ではなく体で理解した感がある。
イギリスという異国の地で、基本英語を使う生活。
でも周りに外国人留学生はありふれていて、珍しがられることはなく、とにかく自分から働きかける=話しかける=アピールするをしないと誰にも気に止められないまま、ただ漫然と過ごして終わると感じた。
私には1ヶ月という限られた時間しかないという焦りもあり、外国人のクラスメイトに積極的に話しかけて行ったら、一緒に遊びに出かけて楽しい思い出もできたし、英語も上達した。
この追い詰められ感は、日本ではなかったなぁ。
そして、英語を使うイギリスでは、自己アピールすることをよしとする風潮だから、やりやすかったのもある。
そんなこともあり、英語話してる時は、日本語の時とキャラがちょっと変わる気がする。
日本語の時よりもストレート(語彙が少ないせいもあるけど)だったり、陽気?だったり、前に出るかんじかも。
それまでと違う自分に出会えるおもしろさもあるよ。
私が我が子に幼児期から英語を教える理由
- 習得しやすい幼児期に身につけて、将来の選択肢を広げたい
- ちょっとでも英語話せた方が人生楽しい
- 英会話を学ぶと、言葉だけでなく、異文化を肌で感じたり、新しい自分に出会えたり、いろんなことが学べる
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